SFC&JGCホルダーの戯言

2015年にSFC&JGC修行を行いました。(旧ブログ名「SFC&JGCを目指す 2015年」)

SFCとJGCの違い

今回はSFCとJGCの違いについてまとめてみたいと思います。

項目 SFC JGC 備考
発行元 各カード会社
(JCB、三井住友カード、CCJ、AMEX)
株式会社JALカード
SFC/JGCカードの複数所持 ×
カードのグレード 一般
ゴールド
プレミアム
CLUB-A
CLUB-Aゴールド
プラチナ
ダイナースはそれぞれゴールド、CLUB-Aゴールド相当
提携カード なし Suica
TOP&ClubQ
OPクレジット
各標準カードに+αの機能のあるカード
搭載電子マネー Edy
iD(三井住友発行カードのみEdyと併用可)
Suica(JALカードSuicaのみ)
家族会員年会費 本会員より小額
※一部プレミアムカードでは無料
本会員と同額
※一部ちょっとだけ少ないカード有
チェックイン 国際線:ビジネスクラスチェックインカウンター、スター アライアンスゴールド専用チェックインカウンター(成田空港)
国内線:ANA PREMIUM CHECK-IN
国際線:JALファーストクラス・チェックインカウンター(設置されていない空港ではJALビジネスクラス・チェックインカウンターまたはJGCカウンターを利用可)
国内線:JGCカウンター
手荷物 国際線:【スター アライアンス】の優先タグ、無料手荷物許容量+1個
国内線:【PRIORITY】マークを手荷物タグに印字、無料手荷物許容量+20kg
国際線:通常プラス1個
国内線:通常プラス20kg以内
共通:プライオリティバッゲージサービス
専用保安検査場 国際線:羽田空港(同行者1名OK)、成田空港-優先保安検査場(同行者1名OK)、STAR ALLIANCE GOLD TRACK
国内線:羽田空港(PREMIUM CHECK-IN)、新千歳空港、伊丹空港、福岡空港
国際線:JALファストセキュリティレーン(同行者1名OK)-成田空港、Fast Track-羽田空港
国内線:JGCエントランス(同行者1名OK)-羽田空港、伊丹空港、福岡空港、新千歳空港
優先搭乗 国際線:ダイヤモンド会員、ファーストクラスご利用のお客様の次に優先搭乗可
国内線:ダイヤモンド会員の次に優先搭乗可
国際線、国内線共に可能
※ただし羽田-伊丹線ではファーストクラスご利用のお客様、ダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールドエメラルドの次に優先搭乗可
JGCは2015年7月1日から国内線でも優先搭乗が可能に
ラウンジ ANAラウンジ(同行者1名OK) サクララウンジ(同行者1名OK)
国内線座席指定優先サービス
※ブロンズと同等範囲

※JMBサファイアでは不可
国際線プレミアムエコノミー 空きがあれば追加料金不要 ×
券面上のアライアンスマークの有無 あり なし

※2015年8月時点の情報を基にしています。

いくつか補足したいと思います。

SFC/JGCカードの複数所持

SFCは同時に1枚しか持てないため、カードを切り替える場合、古いカードを解約する必要があります。
JGCはお得意様番号が何枚JALカードを発行しても変わらないためだと思いますが、JGCを複数枚所持可能です。
特にJGCにはSuica搭載カードもあるので、複数枚所持するケースも有りかと思います。

家族会員年会費

SFCは通常のクレジットカード同様に家族カードは年会費が安めに設定されています。
JGCは一部を除き本会員と同額になっています。
これは、SFCは家族会員は受けられないサービスがある反面、JGCの家族会員は本会員とほぼ同じサービスを受けられるために、このような価格設定になっているのだと思います。

優先搭乗

元々JGCでは国内線の優先搭乗はできなかったのですが、2015年7月1日から可能になりました。
以前からSFCではできていたので、SFCの優位性の1つと考えられていました。
SFCに追随するように可能になったわけですが、羽田-伊丹線以外はダイヤモンド会員もJGCも同じタイミングでの優先搭乗となっています。
ANAはダイヤモンド会員とSFCの優先搭乗のタイミングを分けています。
明確に上顧客をひいきしているわけですが、JALもその点は同じ運用にした方がいいんじゃないですかね。
ダイヤモンド会員はJGCと違い維持するためには定期的にかなりの搭乗が必要になり、より売り上げに貢献しているわけですからね。

ラウンジ

SFC/JGCで入れるラウンジは基本的にはビジネスクラス用のラウンジになります。
国内線では、羽田空港にANAはANA SUITE LOUNGE、JALはダイヤモンド・プレミア ラウンジというより上位のラウンジを用意しています。
ANA SUITE LOUNGEはダイヤモンド会員のみが入れます。
対してJALのダイヤモンド・プレミア ラウンジは、ダイヤモンド、JGCプレミア、ファーストクラス搭乗客が入れるため、ANAよりは敷居が下がります。
どちらにしろ、ただのSFC、JGCでは入れないラウンジとなります。

ANAラウンジはプレミアムクラス搭乗客、サクララウンジは羽田空港に限り、3000円払えば入れますので、どちらのラウンジも必ずしもSFC、JGCが必要なわけではありません。
ただ、エコノミー搭乗の場合でも追加料金なしに入れるのは良いですよね。

券面上のアライアンスマークの有無

SFCにはスターアライアンスゴールドのマークが入っています。
対してJGCにはワンワールドのマークは入っていません。
これは、ANAがスターアライアンスに早い時期に加入していた事、JALのワンワールド加入の時期が遅く、それ以前からJGCが定着していた事に起因しているのかもしれませんが、似たようなサービスのカードですがこの点は扱いが異なっています。
個人的にはスターアライアンスのマークはカッコいい事もあり、やはりSFCの方が全体的にデザインが良いと思います。

国内線座席指定優先サービス

ANAはSFCよりもプラチナの方が選択可能な座席の範囲が広いです。
JALの場合、ANAで言うところのプラチナと同ランクのJMBサファイアにはこのサービスはありません。
単純にサファイアがJGCの上というわけではないんですね。
この辺にANAとJALの考え方の違いがあるような気がしますね。